入学式・卒業式で買ったばかりの一眼レフ活用法

この時期、卒業式は終わってしまいましたが、今週から来週にかけて入学式のシーズンになります。

自分のお子さんの写真をしっかり残そうとお父さんやお母さんが張り切って一眼レフを買った方も多いと思います。

買いたての一眼レフの使い方でちょこっとアドバイス。

 

よく雑誌で「望遠レンズは背景がボケる効果で被写体をより印象的にくっきりと際立たせます」と書いてあったりするので、そうかぁ・・・、じゃあ望遠レンズと一眼でバッチリ撮ろう!と心に決めていざ式に。

もちろん、撮影に入っている業者のカメラマンでない限り、式中に勝手に動けるわけもないので、保護者席から望遠レンズでわが子をとらえる準備。

わが子を見つけ、いざ狙いを定め・・・。

すると、レンズが「ガガガガ」

!?何、この音。そして、ちっともピントが合わない!

そうこうしているうちに、通り過ぎていくわが子・・・(ToT)

こういう経験ありませんか?

これは、カメラが壊れたわけではなく、黒や紺のように制服の濃い単色の色はもともとピントが合わせづらいため、レンズがピントを迷ってしまうため、発生します。

柄物はピントが合いやすいですが、柄物の制服の学校はほとんどありません。そういう場合は、顔にピントを合わせます。

制服に合わせるより、顔にピントを合わせる方がちゃんと撮れます。

レンズが「ガガガガ」言わないと思います。

ただ背景にピントがずれてしまわないように気をつけつつ、シャッターを押します。

フラッシュ禁止の場所もあるので、そこはISOの数値を上げて明るく撮りましょう。分からなければ、ISOをauto設定で。

 

それから、式が終わって目線をもらって撮るときは、きちんと声をかけましょう。

自分の子どもだからこっち向いてくれると思うのが親の本望かもしれませんが、親友のお母さんやいろんな人がみんなとの写真を撮ってきます。

子どもにしたら、正直なところ、どこを向いていいのか分からなくなります。小さい子だとなおさらです。

一眼にしてもスマホにしろ写真を撮るとき「ねえ、撮ったの?」と子どもに言われたことがある親御さんはたいてい声を掛けることが足りてないです。

例えば「今から撮るよ、ここ見てね。はい!」のように、はっきり声をかけるだけで、目線がきちんと来ます。

 

写真は目線のある写真や自然な表情をふっととらえたものなど、バリエーションがあるとさらに楽しめます。

せっかく買った一眼レフです。大いに活用していきましょ。